新宿『鳥茂』老舗の絶品豚モツ系串焼き店

2015/8/24

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新宿ではかなり有名なお店で、新宿の酒場で飲みながら美味いもの談義をしていると焼き鳥屋と言えば必ず名前があがる老舗の店だ。鳥茂という名前にも関わらず鳥は扱っていない。これは当時は串焼きと言えば豚モツだったそうで、その伝統をふまえた豚モツ系の串を中心に、牛サーロインなど新しい串にもチャレンジしている様。早速紹介しよう。

 

新宿駅南口、甲州街道沿いのファーストキッチンのある交差点付近の路面に、鳥茂がある。

予算は何を食べるかによって変わるが、一般的なものを食べて一般的なものを飲む分には1人1万円ほどになる。とはいえ、店内は大型の大衆居酒屋の様な雑多な店内。高級店でもこじんまりとしたお店でも無いので要注意。

また、混みすぎて案内が遅れたり酒が来なかったりなんてことは日常。そういう店が嫌いな人は、通いつめて常連になるか、個室を予約するといい。

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今回は特選コースをオーダー。特選串6本と冷製に締めの雑炊がついたコースだ。

 

1本目:レバー

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中は半ナマ。トロトロの食感と、臭みのない新鮮なレバーの食味が楽しめる。

 

2本目:ガツ20150820_121646673_iOS

こちらはタレで。プルプルの身にタレが染み込んで口内で噛むたびに旨みがジュワっと広がる。酒に合う絶品のひと品

 

3本目:牛サーロインのウニとキャビアのせ

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ミディアムに焼かれた牛サーロインの上にウニとキャビアを載せたもの。

一口で頬張ると、牛サーロインは柔らかく脂身から旨みが染み出してくる。そこにウニの濃厚な旨味が加わり、キャビアの香りと塩味がアクセントとなってソース代わりとなる。これは万人受けする見た目と味。

 

4本目:つくね

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荒く肉々しいつくね。もちろん鳥ではなく豚。肉を食べていく事が実感できるだけのジューシーな肉汁、食べごたえ。しかし、ハンバーグではないれっきとしたつくね。必食。

 

冷製:刺身3種ユッケ

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あっさりした醤油系の味付けにネギと大葉を細かく刻んだものと卵黄とすりおろしにんにくとレモン。

お好みでかき混ぜてユッケのようにしてもいいし、卵黄を崩してつけながら1つずつ食べてもいい。きちんと下処理しているという説明の元、新鮮な刺身をいただく。これも必食。特に新鮮なハツは臭みも全くなく上あごに当たるなめらかな食感が忘れられない。

 

5本目:ピーマンの肉詰め

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タレで焼かれた香ばしい香りをまとった肉々しいピーマン。

このタレがやみつきなり、結構なボリュームにも関わらずもっと食べたいと思ってしまう。酒もビールから中ハイからワインにチェンジ。提供スピードがかなり遅いので酒を飲みながらゆったりと待つ。後から知ったのだが、ピーマンの肉詰め発祥の店だとか?

 

6本目:コメカミ

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そして最後の6本目、こめかみとネギの合わせ串

今回の中で最も『肉』という食感を味わう。心地よい噛みごたえ、程よい暖かい温度、噛むと広がる肉汁。そこへネギを頬張りきゅむきゅむした歯ごたえと香りが加わる。これで終わりだ。

 

箸休め:お新香

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串が終わるとお新香は運ばれ、これで口をさっぱりとさせながら最後の酒を楽しむ。あっさり浅めなのがありがたい。

 

締め:ぞうすい

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締めの雑炊は絶品。

真っ白な濃厚スープに小ネギとゴマが香る。皆無心に食べ、そして最後の1滴まで書き込むと勢いよく丼を机に置く。皆満足げな表情だ。濃厚だがあっさり。矛盾に聞こえるかもしれないかこうとしか表現しようがない。

 

串焼きが好きな方、ぜひ一度。

ただし、予約が必要で夜8-9時ぐらいはめちゃくちゃ込むので、酒が来ないなどイラっとする対応が苦手な方は、早い時間又は遅めの時間をおすすめする。

 

今回のお店

新宿『鳥茂』

http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13001067/

※文中の写真はすべて筆者撮影のもの。