他所と同じことをやっても面白くない、銀座『鮨ふじ田』

2015/4/1

2015-03-20 12.41.45

真剣に鮨を喰らう人たち

一時期、趣味が鮨の食べ歩きだった事もあるぐらいお鮨という食べ物には、他と違う特別な感情を持っている。

食べ物の好みが合う人間関係というものは良いもので、知人と3人で『真剣に鮨を喰らう人たち』と名付けたfacebookグループトークを通じて、3人で鮨を食べに行く事を楽しみにしている。鮨好きが3人揃うと季節の移り変わりや酒との相性、1つ1つ食べながら話す鮨談義が盛り上がる。綺麗な女性と行く鮨もいいものではあるが、たまには男同士で真剣に鮨を喰らいたいのだ。

 

ランチで『鮨ふじ田』へ

その『真剣に鮨を喰らう人たち』を通じて、メンバーの1人が仕事が休みの日にランチで銀座『鮨ふじ田』へ行くので一緒にどうか?というお誘いがあった。幸い、自分はランチの時間は自由が効くので即OKを出し、残りの1人もなんとか都合をつけるということで、予約の上でランチに行くことになった。

場所は東銀座駅から徒歩ですぐ、歌舞伎座の裏あたりに位置する。

3人で待ち合わせをし、平日ということで良くこんな早い時間にランチで抜けだせたなあなんて話をしていたのだが、どうやら体調が悪く病院に寄ってから会社へ行くという事にしてまだ職場へ行っていないらしい。鮨のために午前中の仕事を犠牲にする。そんなどうしようもない鮨好きだからこそ、真剣に鮨と向かい合うのだ。

 

ランチは4000円、8000円の握りセット

2015-03-20 13.06.36

 

たまに行く贅沢ランチということで、3人とも8000円のおまかせ握りを注文

高い。しかし楽しみだ。

カウンター数席のこじんまりとした空間で、店主が1貫ずつ握ってくれた。

鮨を12貫、細巻き、茶碗蒸し、お椀、デザート

特に印象に残ったものは、カレイの縁側の炙りとアナゴ。どちらもカウンター内に置いてある小さな火鉢で、炙って握りで頂く。どうやら、炭火での炙りはこの店の1つの形のようだ。

2015-03-20 12.41.45

店主も創意工夫を重ねるタイプで、ほかでやっている同じことをやっても面白くないから、工夫を凝らしてここでしか食べられないものを試したりしているとのこと。

途中、ホタルイカをつまみで頂いたが、こちらも軽くボイルしたものを調味液に漬け込んだもの。

ふっくらした食感が良くワタの旨みも濃い。ホタルイカと言えば沖漬けか、茹でて酢味噌が定番だが、それじゃあ面白くないからそのこと。

2015-03-20 12.40.44

8000円の方は、ネタも豪華。うにも美味しかった。ランチということで酒は控えてお茶にしたのだが、小まめにお茶を差し替えてくれたり、丁度いい接客で居心地もよかった。

途中、我々3人でしゃりのお酢具合が浅めでなどとしゃり談義をしていたところ、お店で使っている2種類のしゃりを、食べ比べさせてくれた。ただ美味いだけでなく、きちんと気づいかいを頂ける店というのは、カウンターで頂く良い寿司屋として必須のスキルだと、個人的には思っている。

 

ちょっと値が貼るが、たまの贅沢ランチにぜひおすすめしたい。

私も、夜に再訪することにしたので、この話はまた別の記事で。

今回のお店

銀座『鮨ふじ田』

http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13172149/